2022.4.14 ESG2.0-ISSB統一基準で企業経営と統合報告書はどう変わる?

ISSBが設立と同時に、VRF(旧SASBとIIRC)、CDSB(CDP)と統合すると発表し、ESG経営とその開示は新時代を迎えようとしています。2022年6月にまず発表されるという気候変動に関する統一基準を世界中が固唾を飲んで待っている状態です。社会資源の重要性と企業活動の持続可能性を考慮に入れた投資、それに応えるための企業経営、関連する情報開示は、これまでも社会全体の重要課題でした。上場企業は責任を果たすべく、統合報告書等の発行、格付けの取得などに努力してきました。しかし、世界統一基準の実現が現実的なものとなった今、上場企業にはこれまで以上の対応が求められます。

上場会社の担当者の皆様には先の見通せない中で今年の統合報告書等をどうすべきか、悩みが多いと聞きます。また経営層、取締役会の皆様におかれても、ESG経営の意味合いが腹落ちしない、Net Zeroを宣言するべきか姿勢を決めかねるという声も聞きます。本ウェビナーでは、現在VRFの理事を務められている北川哲雄氏、カタリスト投資顧問株式会社 取締役副社長COO小野塚 惠美氏を講師としてお迎えし、また優れた情報開示を行っている、味の素株式会社の矢崎久美子氏、株式会社アドバンテストの????本康志氏にパネリストとして加わっていただき、新時代に必要となるESG経営の真髄、効果的な開示の方向性をお示しいただきます。

ESG新時代には、リスクもオポチュニティも増幅します。企業は社会資源の重要性を理解し、自社の強み弱みを認識して長期戦略に繋げる必要があり、戦略の舵取りは取締役会の仕事です。その情報開示も含めて、取締役会がイニシアチブを発揮するべきなのですが、それには前提となる知識や体制が必須です。講師のお二人に、BDTIの代表理事ニコラス・ベネシュを交え、取締役会関与の重要性、経営層モニタリングのポイントなどをパネルディスカッション形式で議論します。

【開催日時】  2022年4月14日(木)15:30 –18:00

参加方法】  ZOOMビデオ会議形式(実名を伏せたい方は、表示名を匿名、参加などへ変更してください。オーディオをオフにしてください)

【参加費】   無料

【定員】     100名

【タイムスケジュール】

15:20                              ログイン・スタンバイ
15:30- 15:35 (5分)           MC市川佐知子氏挨拶
15:35- 15:50 (15分)          BDTI代表理事ニコラス・ベネシュによるBDTI & ウェビナーのご紹介
15:50-16:20 (30分)           北川哲雄氏 プレゼンテーション
16:20-16:50 (30分)           小野塚氏 プレゼンテーション
16:50-17:00 (10分)           休憩
17:00-18:00 (60分)          矢崎氏、????本氏を交えてパネルディスカッション
18:00                               終了

【開催方法】インターネットでウェビナー形式 ① 以下のボタンをクリックして2022.4.14【無料】ウェビナーのセミナーへ申し込む ② お申込み確認後、BDTIよりアクセス先URL、IDなどの詳細についてご連絡します ※何等かの質問、ダウンロードなどお困りごとなどがあれば info@bdti.or.jp までお気軽にご連絡ください。
【参加費】 無料 ※本セミナーへのご受講は事前のお申込みが必要となります。(4/11の17:00時までにお手続きください。)
【お申込方法】無料お申込みは以下のボタンをクリックしてください。

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【スピーカー・パネリスト紹介】

北川 哲雄氏
青山学院大学名誉教授、東京都立大学特任教授
早稲田大学卒業。経済学博士。日本アイビーエム株式会社、野村総合研究所やモルガン銀行(現JPモルガンアセットママネジメント)を経て2005年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。2019年より現職。主な現在の社会的活動として、環境省「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」審査委員長、経済産業省「非財務情報の開示指針研究会」座長」、および(一社)「ESG情報開示研究会」代表理事を務める。

小野塚 惠美氏
カタリスト投資顧問(株)取締役副社長COO
2021年5月より現職。マネックスグループESG/サステナビリティ推進タスクフォースリーダーを兼務。20年間、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)にて多岐にわたる資産運用業務に従事。2016年よりスチュワードシップ責任推進責任者としてESGリサーチ、GSAM投資先企業との対話を年間200社以上実施。金融庁サステナブルファイナンス有識者会議委員。経済産業省 非財務情報の開示指針研究会委員。ジャパン・スチュワードシップ・イニシアティブ(JSI)運営委員会委員長。SASB FSA Japan チャプターリーダー。

矢崎 久美子氏
味の素株式会社グローバルコミュニケーション部レポーティンググループ長
味の素株式会社入社後、海外事業管理、IR、人事、広報などを担当。2018年より現職。統合報告書、サステナビリティデータブックの制作、ESG・サステナビリティサイトの運営、ESG評価機関対応を担当。

????本 康志氏
株式会社アドバンテスト管理本部 人事部長
株式会社アドバンテスト入社後、営業管理、購買、ドイツ子会社にて開発プロジェクト管理、SoCテスタ事業のビジネス・デベロップメント、経営企画。2017年よりコーポレートコミュニケーション統括部長として、広報部門とESG(旧CSR環境)推進室を担当。2019年から統合報告書の制作を担当。2020年よりサステナブル経営推進WG(全社委員会)メンバー。本年4月より現職。

ニコラス・ベネシュ
BDTI 代表理事
米国スタンフォード大学政治学学士号取得後、米国カリフォルニア大学(UCLA)で法律博士号・経営学修士号を取得。J.P.モルガンにて11年間勤務。米国カリフォルニア州及びニューヨーク州における弁護士資格、ロンドンと東京で証券外務員資格取得。現在、在日米国商工会議所(ACCJ)の理事兼成長戦略タスクフォース座長を務める。2010年より、法務省と法制審議会会社法部会に対し会社法改正に対して意見を提供している金融庁主催コーポレートガバナンス連絡会議に所属する。これまでに、在日米国商工会議所理事、同対日直接投資タスクフォース座長、内閣府対日直接投資会 議専門部会の外国人特別委員、株式会社アルプスの取締役、スキャンダル後の株式会社LDH(旧名ライブドア)、株式会社セシール、イマジカグループ(証券コード:6879)の社外取締役を歴任した。その他、JTP代表取締役として数多くのM&Aアドバイザリーを務めた経験を有する。現在、アドバンテスト社(証券コード:6857)の独立社外取締役を務める。2013年より、日本の成長戦略の一環として金融庁主導のコーポレートガバナンス・コードの策定構想を提案し助言を行う。

【司会】

市川佐知子
BDTI監事、田辺総合法律事務所弁護士
東京大学法学部卒業。ジョージタウン大学ローセンターLLM取得。第一東京弁護士会・ニューヨーク州弁護士登録。米国公認会計士資格を有し、不正会計事件の危機管理、訴訟対応を得意とする。SASB FSA Credential Holders Group Japanのメンバーであり、SASB基準に詳しい。現在、東京エレクトロン株式会社社外取締役、オリンパス株式会社社外取締役、公益財団法人ソニー教育財団評議員を務める。

 

公益社団法人会社役員育成機構(BDTI)の事務局までお願い致します。

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