年末のご挨拶、感謝と寄付のお願い

拝啓

早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。
皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本年は公益事業としてセミナーを8回(申込者:約300人)、「国際ガバナンス塾」を3回、英語での役員研修を4回(参加者:日英合わせ56人)開催し、お陰さまでいずれもご好評頂きました。また、eラーニングも59名の方にご利用いただきました。さらに、個別企業にオーダーメイドの研修を提供したり、多くの言語に翻訳され、世界的ベストセラーであるザンクト・ガレン大学(スイス)のマルティン・ヒルブ教授著、「戦略経営マニュアル - 取締役会を成功させる実践ツール集」(原題:”New Corporate Governance”) の日本語版が出版されるにあたり、監修を担当させていただく等、他の事業にも拡大いたしました。来年もセミナーや研修等をさらに充実していく予定なので、 今後ともBDTIの活動にどうぞご期待くださいませ。

さて、年末のご挨拶と兼ねましてのお願いとなり大変恐縮ですが、今年も多くの皆様からの寄付をお願いしております。 ご理解いただいている方も多いとは存じますが、私が皆様にお会いする時、もしくはセミナーのような場でなかなかお話しさせていただく機会もございませんので、公益法人としてのBDTIに寄付をしていただく意義をこの場を借りて簡単に説明させていただきたいと存じます。

日本の公益法人制度は、明治29年の民法制定とともに始まり、100年以上の歴史があります。しかし、「国家公務員OBの天下り」、「国から多額の補助金や委託費などが支払われている」、「公益性の判断基準が不明確」といった現実、またそれに対する批判があったにもかかわらず、改革は行われずにきました。そこで、時代も変わり、官から民への掛け声の中、「天下り先と補助金の受け皿」のイメージを払拭するためにも、2008年、公益法人改革が行われました。上記の問題を解決すべく、この改革の目的は、「民間非営利部門の活動の健全な発展を促進し民による公益の増進に寄与するとともに、主務官庁の裁量権に基づく許可の不明瞭性等の従来の公益法人制度の問題点を解決すること」とされ、そしてこの言葉通り、主務官庁制・許可主義は廃止され、明確な基準のもと、民間有識者による委員会の意見に基づき行政庁が認定するという制度が導入されました。

BDTIはこの「新公益法人制度」の下に生まれた団体であり、国からの補助金は一切受け取っておらず、国家公務員OBも在籍していない、100% 民間の団体です。また、ボランティア3人の方に支えられ、私、代表理事も無給で3年間この職を務めてまいりました。そのため、多くの皆様からの寄付は公益活動の主要な原資であり、団体の存続に不可欠なものになっております。

上記の「民による公益の増進」の目的を果たすために、公益法人への寄付は税制上の優遇が与えられています。また、BDTIは皆様のご支援のもと、小口の寄附金支出者への減税効果が特に高い税額控除制度の適用を受けることができました。確定申告時に税額控除制度の適用を選択した場合、以下の算式により算出された額が、所得税額から控除されます。

〔寄附金(※1)-2,000円〕× 40% = 控除対象額(所得税額から控除される額)(※2)

※1寄附金が、総所得金額等の40%に相当する金額を超える場合には、40%に相当する額が税額控除対象寄附金となります。
※2控除対象額は、所得税額の25%を限度とします。

民による公益の増進のためには、税金を払い、官にまかせるだけでなく、多くの人が、「このような団体、活動が重要であると考え、かつ税額控除もされるから寄付をしようではないか」という意識を持っていただくことが大切です。「どうせ税金でもっていかれるのであったら、寄付をしたほうが良い」となれば日本にも寄付文化が根付くのではないでしょうか。

ご協力いただける方は是非、当法人指定の寄付申込書にご記入いただき、ファックス、郵送、もしくはPDFファイルを電子メールにてご送付ください(電子メールにてご送付していただく場合、info@bdti.or.jpまで宜しくお願い致します)。その後、記載の銀行口座にお振り込みいただけるとありがたく存じます。 また、お知り合いの方々にもお知らせいただくなど、寄附の輪を広げていただければ非常に幸いです。

本年は格別のご愛顧を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。まだまだ厳しい状況ですが、ますますコーポレート・ガバナンスの人材育成が日本にとって重要性を増した一年間、皆様のお陰でBDTIの公益活動への理解も高まってきたと存じます。 来年も公益事業を通じ、少しでもガバナンス向上に誠心誠意努力する所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、BDTI一同心よりお願い申し 上げます。

敬具

公益社団法人 会社役員育成機構(BDTI)
代表理事 ベネシュ ニコラス

BDTIについて BDTIでは、取締役や監査役など役員として、また業務執行役、部長など役員を支える立場の方としての基本的な能力を身に着けるための役員研修「国際ガバナンス塾」を定期的に開催しています。(オーダーメイド役員研修も、承っております。)また、「会社法」「金商法」「コーポレートガバナンス」の基礎をオンラインで学べる低価格のeラーニングコースを提供しています。詳細はこちらから。講座の概要は以下の通りです。

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