12年6月ラッセルノムラ議決権行使結果

野村證券株式会社 経済調査部 西山 賢吾氏より、12年6月ラッセルノムラ議決権行使結果がきましたので、掲載させていただきます。

「このたび3月決算のラッセルノムララージ(304社)の会社側議案結果がまとまりましたので、概要をお知らせします。全体的な傾向は10年、11年と大きく変わらず、平均賛成比率が上昇しているものも少なくありません。しかし、社内取締役の一部や慰労金支給、報酬額改定等では厳しい結果が出ています。特に、慰労金支給は2社で議案の事前撤回が出ています。また、株主提案に関しては、平均賛成比率は上がっていますが、賛成比率1ケタのものも少なくなく、その要件や会社側の対応等は今後の検討課題になるかと思います。

議決権行使をご担当の方々には7月後半より今回の議決権行使状況や乾燥、13年向けての課題などにつきまして、またお話をお伺いに上がらせていただきたく思います。日程など、改めてご相談させていただきたく思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

主要議案の賛否結果概要(11年の結果は当時のNOMURA4003月決算企業338社)

1.取締役(社内)平均95.2%、最小63.6%(11年94.8%、70.5%):平均賛成比率は若干上昇も、賛成比率60%台が2社見られた。

2.取締役(社外)平均93.2%、最小59.0%(11年92.6%、62.0%):平均賛成比率は若干上昇も、最小賛成比率は11年より低下し、60%割れ。

3.監査役(社内)平均95.7%、最小83.9%(11年94.7%、66.0%):平均、最小賛成比率とも昨年より上昇。

4.監査役(社外)平均88.7%、最小61.0%(11年87.6%、54.1%):平均、最小賛成比率とも昨年より上昇。

5.買収防衛策 平均75.5%、最小55.6%(11年71.8%、58.0%):平均賛成比率は上昇も、最小賛成比率は11年より低下。

6.定款変更 平均97.5%、最小87.1%(11年96.7%、77.7%):平均、最小賛成比率とも昨年より上昇。

7.剰余金処分 平均97.2%、最小66.3%(11年96.8%、68.0%):平均賛成比率は上昇も、最小賛成比率は11年より低下。

8.慰労金 平均79.0%、最小65.9%(11年80.8%、60.5%):最小値は11年より上昇も、平均値は低下。2社が事前撤回。

9.役員賞与支給 平均95.8% 最小83.0%(11年95.2%、77.4%):平均、最小賛成比率とも昨年より上昇

10.役員報酬額改定 平均94.2%、最小76.9%(11年95.3%、80.5%):平均、最小賛成比率とも昨年より低下

11.ストックオプション 平均92.3%、最小70.5%(11年91.8%、70.0%):平均、最小賛成比率とも昨年より上昇

12.株主提案 平均11.5%、最大38%(11年9.1%、48.5%):平均賛成比率は11年より上昇も、最大賛成比率は低下。

・なお、上述の数字は速報ですので、今後誤り等が見つかった場合は修正させることがあることをご承知置きください。」

BDTIについて BDTIでは、取締役や監査役など役員として、また業務執行役、部長など役員を支える立場の方としての基本的な能力を身に着けるための役員研修「国際ガバナンス塾」を定期的に開催しています。(オーダーメイド役員研修も、承っております。)また、「会社法」「金商法」「コーポレートガバナンス」の基礎をオンラインで学べる低価格のeラーニングコースを提供しています。詳細はこちらから。講座の概要は以下の通りです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です