経済同友会 「リスク管理、特にクライシス・マネジメントの再考― 経営者が早急にチェックすべきポイント ―」

先月、経済同友会のリスク・メネジメント研究会(震災後に発動)は上記の題名のレポートを、謙虚に「日本の経営者として反省して」発表しました。その発表記者会見をYoutubeで見れます。

http://www.youtube.com/watch?v=t8U9JmyFlGw

「はじめに」の一部:

  「地震、津波、原子力発電所事故・放射能漏れ、という三大災害の連鎖を経験した教訓
として、①科学的知見や統計学的分析の進展、歴史的事実などを虚心坦懐に、しかも謙
虚に受け止め、リスク管理、特にクライシス・マネジメントを再検討すること、②リスクを低
減できる新しい技術や装置の導入に膨大なコストを要する、など企業経営上の「不都合
な真実」を直視し、迅速に対策を立て、実行すること、③企業にとって「事業継続」が最重
要課題であることを踏まえ、普段から、地域・コミュニティ、サプライチェーン、協力企業群
などとの良好な関係を維持し、サプライチェーンが断絶した場合、支援チームを派遣す
るなど、復活にトップダウンで取り組むこと、④内外企業との契約書の内容を再検討し、
不測の損害を被らないように、Material Adverse Change 条項を入れるなど契約条項を整備しておくこと、⑤経営トップ、役職員とも高い倫理観や鋭いリスク感覚を持ち続けるこ
と、⑥情報開示、メディアとの信頼関係の構築・維持が極めて重要であること、などが指
摘できる。

  これらの中で、企業経営上特に重要な点は、今回の大災害を契機として、リスク管理手法、特にクライシス・マネジメントの手法やマニュアルを再検討し、最新の科学的知見、歴史的事実、統計解析手法の進展、リスク回避が可能となる契約条項などを十分に取り入れ、新しい事業継続計画(BCP; Business Continuity Plan)を策定し、それに基づく訓練を実施することである。」

レポート:

http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2011/pdf/110701a.pdf

*右側の原稿画像の下にある「アセットのオリジナルをダウンロードする」をクリックすると、当該論文を閲覧用にダウンロードできます。

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