経済同友会・社会的責任経営委員会の提言 「グローバル時代のCSR ─変化する社会の期待に応え、競争力を高める─」

来月、ESG関連のTBLI Conferenceが日本で開かれることを視野に、 経済同友会が今年まとめたCSRに関する報告書を投稿します。

http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2010/110404a.html

(TBLI Conference (東京、9月15・16日) http://tbliconference.com/ )

 以下に、経済同友会の報告書の一部と、「3つの宣言」を引用します。

「 (1)企業経営を取り巻く環境変化(p2)

グローバル化の進展と新興国の台頭、情報技術革新による個人の情報発信力の増大など、世界の経済・社会の構造は著しく変化し、時代は大きな転換点にある。国内においても、急速に進む少子・ 高齢化と人口減少や国内経済の成熟化により、日本企業を取り巻く環境は大きく変化している。

しかしながら、こうした環境変化への対応は遅々として進まず、企業の社会的責任(CSR)においても、グローバル化への対応は欧米企業と比して遅れていることは否めない

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グローバル時代のCSRの実現に向けて、経営者は以下3つのアクションを宣言する。

経営者はこの宣言に照らし、自社の強みと弱みを認識した上で、経営戦略にあわせて
優先順位をつけ、実行することが重要である。各企業の創意工夫により社会的責任経営
に取り組むことこそが、日本企業のCSRを、より高い次元に進化させる。本宣言の
決断と実行にあたっては、経営者自身の強力なリーダーシップが大切である。

宣言1.CSRを中核とした高付加価値経営・高効率経営・人材育成を推進する (p11)
・社会のニーズを取り込み、新たなビジネスモデルを創出する
・社会との調和を重視した高効率経営を推進する
・人材育成:多様な個人の力を束ねる資質を持ったグローバル・リーダーを育成する
・ビジネスモデル創出の担い手となるイノベーション人材を育成する

宣言2.本業を通じたCSRを実践する (p12)
・自社の経営資源や強みが活かせる社会的課題を特定する
・ステークホルダーとの対話を通じたCSRを実践する
・情報開示を促進し、透明性の高い経営を行う
・社会の期待と自社のCSRのギャップを認識する
・CSRを企業経営の中核とし、PDCAを定着させる

宣言3.市民や市民社会との連携によりCSR活動を推進する (p14)
・企業は、広く市民を巻き込んで、CSR活動に取り組む
・企業は、社会を担うNPO・社会起業家の役割を理解し、支援する
3.経営者のリーダーシップとアクション 【3つの宣言】 (p11)
・経営者は、社員の市民社会への参加を促し、社会のために働く意識向上を図る 」

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